湊町について
湊町は、福島県会津若松市の東部、猪苗代湖の西岸に位置する町です。
標高は 538 メートル。(以前ほどではありませんが)夏は冷涼、冬はたくさんの雪に見舞われます。
湊町には、約二万五千年前の旧石器時代から人が住んでいたことが、発掘作業による遺跡などの出現によって明らかとなっています。
戦国時代には豊臣秀吉が通った北限の地とされ、幕末には戸ノ口原古戦場が戊辰戦争の激戦区になるなど、会津の歴史に深いつながりを残す場所となっています。
現在の湊町
昭和三十年度の人口は 4,632 人でしたが、都市部などへの人口流出により、平成二十八年度の人口は 1,848 人となっています。
主な産業は農業であり、町内ほぼ全ての田圃において大区画化が完了しております。農業生産法人が組織され、水稲・大豆・そば・ブルーベリーなどが生産されています。従事者は兼業農家が多く、仕事を持つ方の大部分は会津若松市内・猪苗代町・磐梯町・郡山市の企業に勤務しています。地区を縦断する国道 294 号線沿いの町であり、会津若松市・郡山市間を結ぶアクセス経路として、季節を問わず交通量の多い地域でもあります。
長らく超高速ブロードバンド基盤の整備対象外地域となっていましたが、住民の要望により、令和二年度から町内に光回線基盤が敷設される見通しとなっており、通信インフラを活用した新たな取り組み、便利なサービスの利用などが期待されています。
水道・地デジアンテナの整備、携帯電話通信網の改善・・・など、中山間地域固有の課題はまだまだありますが、ひとつずつ着実に、住民が一丸となって解決に取り組んでいます。
湊町の特徴
湊町は、会津若松市の自治体で唯一「会津磐梯山と猪苗代湖を一望できる」町となっています。背あぶり山、材木山、中田浜などから、会津磐梯山と猪苗代湖を一つの風景に収めた写真を撮ることができます。
夏場はマリンスポーツ・サイクリングなどを楽しむ方が、冬場は白鳥の飛来地となるため、多くの写真愛好家の方が訪れます。
湊町へ行く
会津若松駅方面から
国道49号線を猪苗代方面へ進み、滝沢バイパスの終端(石山交差点)で右に曲がります。
また、会津若松駅前バスセンターより「原長谷川前」行きのバスが出ており、同じルートを通ります。
猪苗代駅方面から
上記の石山交差点を経由するルートのほか、国道49号線を会津若松方面へ進んでいくと「会津レクリエーション公園」への入口となる笹山原北交差点があります。この交差点を左に曲がります。
郡山方面から
県道6号線を郡山市湖南町に向かって進み、郡山湖南線の終端から国道294号線へ合流し、そのまま国道沿いに進みます。黒森トンネルを抜けると湊町です。
このウェブサイトについて
本ウェブサイト「湊まちネット」は、2022年度までNPO法人 みんなと湊まちづくりネットワーク様の公式ウェブサイトとして運用しておりましたが、2023年度から公式ウェブサイトが前述のアドレスに変わったことを受け、運用しておりましたみなと情報が地域の紹介サイトとして再公開するにあたり、記事の修正などを経て現在のコンテンツに至っております。
湊町の各種事業や地域おこしに関するお問い合わせにつきましては、NPO法人 みんなと湊まちづくりネットワーク様のウェブサイト宛に送信頂きますよう、お願い致します。